鮮血の拷問 叫
【拷問】都市伝説検証中のユーチューバーが狂気の男に囚われ、拷問を強要される異色のSMスナッフ系AV。三角木馬や浣腸、流血の描写が視聴者を震撼させるAV動画。
心霊系のユーチューバー衣織が都市伝説を検証するために人気の無い河原を訪れると、ヤバい男が…。 男は以前まで海外の紛争地域でスナッフフィルムを作っていたがコロナ禍で海外に行けず国内で殺人をするように。
彼が殺害した人間の遺骨を河原で撒いて証拠隠滅を図っている時に衣織は遭遇し、生き残るために男に調子を合わせたところ、被害者を拷問する係を申しつけられ、拷問と殺人を強要されるのだが…。










人気心霊系ユーチューバーが都市伝説を検証する現場で遭遇するのは、かつて紛争地でスナッフ映像を作っていたという狂気の男。物語の舞台は人気のない河原。夜風にざらつく砂利音とともに、現実と虚構の境界が崩れていく。探索動画のテンションが一瞬で恐怖と隣り合わせに転じ、視聴者はカメラを通して“その瞬間”を見ている感覚に引き込まれる。心霊よりも生々しい“人間”の狂気を描く、拷問系スリラーとして異彩を放つ作品だ。
登場するのは、淡い肌が印象的な若い女性と、年齢を重ねた変質者の対比。前者は怯えながらも理性を保とうとする一方、後者はその恐怖を嗜むように淡々と命令を下す。衣織はユーチューバーという設定らしく現代的で、表情の変化が細やか。対するもう一人の被害者にはパイパンの要素が強調され、視聴者の多くが「滑らかな肌への拘束表現が映える」と高く評価した。SMカテゴリの中でも肉体の露出と心理的屈服を巧みに織り交ぜたキャスト構成である。
作品中盤は三角木馬・浣腸・スパンキングといった定番の拷問が次々に展開。口コミでも「股間からの流血」「舌への刺し」「縄による首絞め」など、生理的反応を伴う描写が高く評価されている。行為の中心は快楽ではなく緊張と恐怖で、観る者に嗜虐と被虐の狭間を意識させる演出。被害者が声を震わせるたび、抑圧された欲望と生への執着が交錯し、無抵抗と支配、羞恥と覚醒が同時に揺らいでいく。スナッフ的演出の極限が、SM表現を超えた残酷美を生む。
V&Rプランニングらしい、社会の影に潜む倒錯をリアルに描く作風が存分に発揮されている。鳥山仁監督は暴力そのものより“痛みの過程”を描くことで、フェチ的観察の深度を増している。特にカメラの固定アングルと静寂の音設計が不気味な臨場感を演出。視聴者のレビューで「不気味だけど悪くない」「続編を求めたい」と述べられたのは、その完成度の高さゆえだろう。V&R作品の中でも倫理の限界をなぞる実験的な一作であり、強烈な印象を残すSM拷問AVの代表格となっている。